老いた毒親が近づいてくる理由<前編>毒親からの再襲来をどう防ぐか

機能不全家族/愛着障害

毒親に長く苦しめられてきたお子さん側と、毒親本人。
どちらからもカウンセリングの申し込みがあります。

ちなみにお子さん側は「40歳になっても、60歳近くになっても」毒親に苦しんだ過去を忘れてはいません。大人になったから“あの頃”と同じようには泣かないだけで――。

「毒親界隈」で事実ごととして語られていることの中に、こういったものがあります。

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毒親の再襲来、4つの理由

毒親は60歳前後になるど、かつて苛め抜いた我が子に媚びを売ってくる。

  • 子どもが1人の場合は、その子に。
  • 子どもが2人の場合、可愛がらなかった子に。
  • 子どもが3人の場合、可愛がらなかった子に。

“可愛がらなかった”というやわらかい表現にしましたけれど、実際には可愛がらなかったどころか苛め抜いたり、ネグレクトを繰り返したり、罵詈雑言を浴びせたり、教育虐待をしたり、

精神的・肉体的な虐待(←それらをほう助、見ないふり、助けない等も立派な虐待です)を繰り返したり…ですね。

こういったことをしてきた毒親ほど、60歳前後になると『その子』に近づいたり媚びを売ります。なぜだかわかりますか? 答えはとても簡単です。

毒親の再襲来の理由

●自分の老いが不安だから。
●自分の老後が怖いから。
●(精神的な)孤独に耐えられなくなったから。
●親身になって心配してくれる身内がいないと気づいたから。

こんな身勝手を、子どもはいつまで許して受けいれなければならないのでしょうか? 私は患者さんにたずねられた時このように答えています。

「許す必要ないよ、面倒なんてみなくていいし、着信拒否しなよ」と。

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✍私が書きました
一 真由


心療内科|「心と体」に寄り添い続けて20年。「支える側」を支えたい。当事者には寄り添いたい。ヒアリングをとくに大切にしています。


✓毒親/虐待/機能不全家族 ✓ASD/ADHD/アスペルガー ✓アダルトチルドレン(AC) ✓新型うつ/社会不安障害 ✓不登校児相談 ✓虐待連鎖断ち ✓社会復帰認知の歪み


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