直接寄せられたご意見、SNSや掲示板等に散見する経験談をまとめさせていただきました。
- 子どもを持たない選択をした。毒親の連鎖を断ち切り、自分の人生を楽しんでいる。
- 私も虐待されて育ちました。でも1人で生きるには人生は厳しすぎるので結婚はしました。同じように複雑な幼少期を過ごした夫と納得いくまで話し合って子どもは持ちませんでした。後悔はありません。虐待は必ず連鎖するから。
- 幸せな家庭を築くことを夢に見ていたけれど、親の影響で自分に自信が持てず、一人でいる方が幸せだと感じたので自分が幸せを感じる人生を送っています。
- 実家から離れるために結婚したが、毒親と血がつながった子どもを持つことには抵抗があり、夫とも子どもを持たない選択で合意している。
- 早く結婚して子どもを持つのが夢だったが、親と同じ過ちを繰り返してしまうのではと不安が募り、結局一人で生きていく選択をした。
- 普通の幸せな家庭を作りたかったけれど、案の定うまくいかず離婚。その後、再婚してやっと安定した家庭を築けたと思っている。
- 幸せな家庭に強い憧れを抱いて結婚したが、子どもを持たない選択をした。今なら結婚もしなかったかもしれないと思う。
- 母親から「お父さんとは好きで結婚したわけじゃない」と言われ、両親を見て育った自分もまた「結婚なんて地獄だ」と思い、離婚を選びました。今では一人でいる方が楽だと感じています。
- それぞれに毒親ですが、両親の夫婦仲そのものは悪くなかったので結婚願望はありました。男性不信にはならず、彼氏も作りました。ただ自分の子供は欲しいとはどうしても思えませんでしたので、選択子なしです。
- 『普通』の幸せな家庭に憧れて結婚したけれど、『普通の感覚が分からなかった』ため、幸せな家庭を築くことが負担になってしまった。子どもを持つ自信がなく産まない選択をした。
- 毒親から「逃げる」ために結婚した。その結果が幸せとは限らないことがわかった。自分には結婚は重荷でしかなかった。
- 夫婦や家庭というものにポジティブなイメージがない。
- 毒親育ちは結婚しないほうがいいよなんて押し付ける気はさらさらないけど、上手くいっている人が周りにいないな。子どもも親の苦しみを引き継いでるな~可哀そうだな~と見てて思う。
- 親のような毒親になってしまうのではないかという恐怖感が常にあり、自分の遺伝や性格が子どもに悪影響を及ぼすかもしれないという不安が強い。過去の影響から逃れられないとすごく感じる。
- 親からの虐待や暴力の影響で、子育てに自信が持てない。育児書をいくら読んでも模範的な親になれておらず、気づくとあの頃の親と似た口調と嫌味な言い方で子どもを責めている。自分があれだけ苦しい思いをしたのに子どもに同じ思いをさせている。最低だ。
- 母親も毒親の被害者(祖父母が毒親)。だったら私を産まないでほしかったです。母にそう伝えたら「私も大変だった」「私は悪くない」「私は被害者」と泣き崩れる始末。結局、虐待の加害者でもある母は被害者であるため、私が幼いころからサンドバッグにし、ストレスを解消していたんでしょう。この『虐待の連鎖』『毒親の連鎖』が怖いんですよね…。
- 親になった人すべてが自分を振り返り、連鎖を断ち切る努力をするわけではありません。この連鎖を終わらせるには、自覚と強い意志が必要でした。私は「産まない」という選択をしました。いつかさみしくなる日がくるかもしれません。でもいつか「やはり正しかった」と思える日もくるだろうと思うのです。