社会復帰を目指している人は、不登校を含み多いですよね。
目下その最中で自己と闘っている方々や、お子さんの不登校に不安が尽きない親御さんにとって少しでも励みや勇気になればと思って、今月から私が直接カウンセリングを担当した『社会復帰サポート』の報告をしていきます。
守秘義務があるため詳細を書くことはできません。悪しからずご了承くださいませ。
社会復帰結果報告〔24年7月・8月〕
⦁ クリニック…4名
⦁ 当ブログを通じて…1名(お子さんの不登校1名)
⦁ オンラインカウンセリング…4名(内:お子さんの不登校1名)
2か月で9名の社会復帰をサポートできたことは、とても嬉しいです。やりがいを強く感じます。
ここで1つ、とても大事なことを書きます。
再休職・再不登校になる確率は50%
社会復帰というのは単純に「休職/不登校」→「復帰/復職/復学」を言うわけではありません。
「復帰/復職/復学」から1か月以内に再び「休職/不登校」に戻ってしまう人は1/2です。50%の人が1か月以内に再び「休職/不登校」になるということです。
再休職・再不登校は珍しいことでも恥ずかしいこともありません。
しかし、ご本人やご家族の落胆は決してちいさいとは言えません。
よって休職/不登校『前』の状態よりも『安心できる良い環境』で職場や学校で過ごせるサポートを継続できていて、はじめて「社会復帰支援の成功」です。
⦁ 7月に「復帰/復職/復学」した方の9月上旬現時点の「社会復帰支援は成功」
⦁ 8月に「復帰/復職/復学」した方の9月上旬現時点の「社会復帰支援、1か月経過は良好~経過観察継続」
というのが正しいですね。どちらともにカウンセリングは継続しています。
本当は難しい「社会復帰」の支援・サポート
社会復帰支援は簡単じゃありません。とくにオンラインカウンセリングですと、薬も処方できなければ診断書も出せないですから「カウンセリングのみ」です。
⦁ クリニック…薬の処方はできる
⦁ 当ブログを通じて…できない
⦁ オンラインカウンセリング…できない
でも、いちばん大切なのよ「カウンセリング+ヒアリング」が。
社会復帰支援で大切な3つの要素
社会復帰(不登校含む)にむけたサポートで重要になる順を書くと
- カウンセリング+ヒアリング【信頼構築】
- タイミング【適切な判断】
- うるさい家族を介入させない【重要】
社会復帰(不登校含む)は早い方が良いわけではありません。
かといって長ければ良いというわけでも、ありません。
カウンセリング+ヒアリング【信頼構築】
うるさい家族を介入させない【重要】
↑
これを経て
↓
タイミング【適切な判断】
↑
ご本人にとってもっともベストなタイミングに向けて、“一緒に足並みをそろえていく”って感じかな。
うるさい家族を介入させないとは?
ちなみにこれに関しては、一緒に暮らしている/いないに限りません。たとえ離れて暮らしていても、悩める本人にとって存在が強い/恐怖を覚える家族は「うるさい家族」にあたります。
来年1月くらいから社会復帰(不登校含む)をしたいかた/させたいお子さんがいらっしゃりましたら、一度、私真由にご相談ください。
ただし、内容によってはお受けできないこともあります。主に疾病の内容や家庭環境をご家族が「かえる気がない」場合など。悪しからずご了承くださいませ!