「話し合いから逃げる人」について、7パターンに分けてまとめました。それぞれに性格の特徴、育成背景、逃げる性格が直る可能性(%)、直してもらうために必要な事柄を解説します。
話し合いから逃げがちなタイプ7選

1. 衝突を避ける平和主義者
- 性格の特徴:対立や衝突を極度に嫌い、あらゆる争いを避けようとする。
- 育成背景:家庭での喧嘩や親の対立を目の当たりにし、それに巻き込まれることを避けて育つ。
- 直る可能性:50%
やってみるアクション(あなた→相手)
- まず安心できる雰囲気を作る(声のトーンを落ち着かせる、いきなり責めない)
- 相手の感情や意見を先に受け止めて、「衝突が必ずしも悪いわけじゃないこと」をじっくり伝える。
- 「どんなふうに思ってる?」など、問いかけを柔らかい言葉で行う。
メッセージ(あなたへの一言)
- 「対立=悪いもの」と思い込んでいる相手には、安心感を与えるのが大切。
- 相手が逃げてしまう理由は、怖さや気まずさである場合が多いので、まずは「怖くないよ」「一緒に解決しよう」という姿勢を見せてさしあげてください。
2. 自己肯定感が低いタイプ
- 性格の特徴:自分の意見に自信が持てず、他人から否定されることを恐れる。
- 育成背景:厳格な親や批判的な環境で育ち、自分の意見を表現することが少なかった。
- 直る可能性:60%
やってみるアクション(あなた→相手)
- 「あなたの意見が聞きたいんだ」と、相手の意見を求める姿勢を優しく繰り返し伝える。
- 相手が何か言ってくれたら、まず否定せずに「なるほど」「いいね」と肯定的に受け止める。
- 失敗しても「あなた自身を否定しているわけじゃないよ」と、人格ではなく結果や方法について話し合っていることを強調する。
メッセージ(あなたへの一言)
- 相手が否定されることに強い恐れを抱いていると、話し合いから逃げがちになります。
- 相手の存在を認める姿勢を繰り返し見せることで、少しずつ「自分を出しても大丈夫だ」と感じてもらえるはずです。
3. 責任回避タイプ

- 性格の特徴:責任を負うことを避け、話し合いの場で追及されることを恐れる。
- 育成背景:失敗や責任を追及される経験が多く、失敗を恐れるあまり逃げる傾向がある。
- 直る可能性:40%
やってみるアクション(あなた→相手)
- 責任を追及する前に「こうしたら一緒にうまくいくよ」と協力のスタンスを示す。
- 失敗や責任を負うことがあっても、「それで終わりじゃないよ。次に活かせばいい」と励ます。
- 小さい成功体験(小さなタスクを任せる→上手くいったらしっかり褒める)を積ませて、責任感に対する恐怖を和らげる。
メッセージ(あなたへの一言)
- 相手は責められるのが怖い、ミスで責任を追及されるのが怖いという気持ちから逃げることが多いです。
- 安心してチャレンジできる雰囲気を作ってさしあげると、相手が責任に向き合いやすくなります。
4. 感情のコントロールが苦手なタイプ
- 性格の特徴:感情が激しく、話し合いの中で感情が高まりすぎるため、逃げ出してしまう。
- 育成背景:感情をコントロールする方法を教えられずに育った。過去の経験から、自分の感情を処理できないことが多い。
- 直る可能性:70%
やってみるアクション(あなた→相手)
- 話し合いをする前に、温かいお茶やコーヒーを出したりして相手にクールダウンの時間を与える。※相手の感情の高ぶりを落ち着かせるため
- 責めるのではなく、「すごくつらかったんだね」「怒られると思うと逃げ出したい気持ちになっちゃうよね」などと、その感情を一旦認めてうけいれる。
- なるべく短いフレーズで伝え合い、ヒートアップし過ぎないよう、小休止を入れながら進める。
メッセージ(あなたへの一言)
- 相手が感情的になったときは、あなたまで一緒に感情的になってしまうと話し合いが破綻しがち。
- 「落ち着くための時間や方法」を提示してあげるだけでも相手は安心しやすいので、一歩引いて冷静にリードしてみましょう。
5. 避けることで解決すると考えているタイプ
- 性格の特徴:問題は時間が解決してくれると思い込み、面倒な話し合いを避ける。
- 育成背景:親が問題を直視せず、避けることで家庭内の問題が解決していた環境で育った。
- 直る可能性:30%
やってみるアクション(あなた→相手)
- 先に「問題を放置すると、どんなデメリットがあると思う?」と、長期的なリスクを一緒に考える。
- 話し合いのハードルを下げるために、「今日はまず1つだけ問題を確認しよう」など段階を踏んで進める。
- 「話し合いをする方が解決策が見つかるから結局は早く楽になるよ」というメリットを具体例とともに伝える。
メッセージ(あなたへの一言)
- 相手が「そのうちなんとかなる」と考えているなら、即時解決のメリットを視覚化したり、具体的に示したりするのが効果的です。
- 「逃げても問題は消えない」ことをやさしく示し、短いスパンでの達成感を作ってあげてください。
6. コントロールされたくない反抗的なタイプ
- 性格の特徴:自分が他者に指示されることを嫌い、話し合いの場に立つことを拒否する。
- 育成背景:権威的な親や教師に反発することで自分を守る傾向が強まった。
- 直る可能性:40%
やってみるアクション(あなた→相手)
- 指示や命令口調はできるだけ避け、「どう思う?」「一緒に決められるといいね」と対等な姿勢を示す。
- 話し合いは「相互理解の場」だと繰り返し伝えて、相手を尊重する態度を言葉でも行動でも明示する。
- 「こうしなきゃだめ」ではなく、選択肢をいくつか提示して相手にも選ばせると、支配されている感覚を和らげられる。
メッセージ(あなたへの一言)
- 相手は「人に振り回されたくない」「支配されたくない」という警戒心が強いことが多いです。
- 話し合いが「自分の意見を言える場」でもあると理解してもらうと、少しずつ協力的になってくれます。
7. 他者に依存しすぎるタイプ
- 性格の特徴:自分で物事を決めるのが苦手で、他者に依存するため、責任ある話し合いから逃げる。
- 育成背景:過保護な環境で育ち、自己決定能力が未熟。自分で考え、決断する力が不足している。
- 直る可能性:50%
やってみるアクション(あなた→相手)
- 大きな決断を求めず、まずは小さな選択(AとBどっちがいい?)を相手に任せてみる。
- 決断してくれたら「ありがとう、助かった!」と、意思表示できたことを肯定・感謝する。
- 一緒に考えつつも最終的には相手に「選ぶ・決める」経験を提供~その機会を増やし、少しずつ自信を育ててもらう。
メッセージ(あなたへの一言)
- 相手が自分で決めることに慣れていないと、最初は戸惑うかもしれません。
- 小さい成功体験を重ねると「自分で考えても大丈夫なんだ」と安心できるようになります。焦らずサポートしてさしあげてください。
逃げ癖のあるパートナーとの向き合い方まとめ

逃げる理由は相手の性格や背景に根付いた恐れや不安があるからと考えましょう。
あなたが「安心できる言葉・態度」を示すことで、少しずつ話し合いの場に引き戻すことが可能になります。パートナーのタイプごとに、まずは小さな成功体験や安心感を与える働きかけを意識してみてください。
思わず逃げ出したくなるほど「話し合い」というものはハードルの高い大変なことですが、あなたの一工夫で「ぶつかる」というより「解決への道を一緒に探る」前向きな場に変えられます。
十代の若い頃に短期間だけ「逃げるタイプ」の人と付き合ったことがあります。私も若かったので自分のことで精いっぱいですから、このタイプの人と誠実に向き合ったり、改善に誘導することはせず「あなたとは合いません」と2か月程度ですっぱりと別れました。
10年~15年の時が経ち、風のうわさで当時の彼がギャンブルにハマり借金を膨らませ首が回らない状態にあると知り、逃げ続けた人の末路を見た気がしました。
こういった経験から、患者さんやオンラインの相談者さんに「逃げ癖」が見られたばあいは、7つのタイプにカテゴライズし、彼らの性格や育成環境に寄り添って逃げ癖を改善に導いています。次回は『恋愛初期に分かる逃げるタイプの10のサイン』になります。お楽しみに!