指示の出し方や指導の仕方に迷ったり悩んでいませんか?
- 相手に 口頭で指示指導をしていることが多い
- 相手に 一気に説明している
- 相手に 「これ」「あれ」「それ」「あの資料」「このあいだの宿題」「それをやりなさい」「あの取引先の」などという表現で指示・指導をしていることが多い
口頭指示では「言葉そのものは耳に入ってくるけど」、「理解しながら聞くことが難しい」「イメージを膨らませながら聞くことが難しい」「記憶に留めながら聞くことが難しい」という発達特性を持つ人がいます。
その場合、一気に説明をされたり指示代名詞で説明をうけると脳内でパニックが起きます。
※パニック状態がわかりにくい人もいます。
※例:ぼうっとして見える/きょろきょろしてしまう/他
※発達特性がある人のパニック状態は「あわあわしていないこと」も多いです
- あなたは 前髪が長い
- あなたは 眼鏡をかけている
- あなたは マスクをしていることが多い
相手の目の表情や口元の表情で、相手の感情を判断しているという発達特性を持つ人がいます。
・前髪や眼鏡で隠れていて目の表情が見えない:わからない → 怖い → 緊張 → パニック
・マスクで口元が隠れていて表情が見えない:わからない → 不安 → 緊張 → パニック
上記に挙げた6つの例の中で3つ以上あてはまる場合は? 指示指導の仕方を以下のように「すべてかえて」様子をみてください。
指示や指導の仕方を8つ変更
- 口頭指示を一切やめる
- LINEやDM/メール/手書きなどテキストでの指示にかえる
- 指示代名詞の使用は一切やめる
- 1行の冒頭にナンバリングを振る:例)❶~
- 1行の文字数はできるだけ15~21文字以内
- 1度の指示の文字数が60文字を超えることはNG
- 1度に3つ以上の指示をできるだけしない
- 前後の挨拶や補足は「極力省く」
読むという作業は「短期記憶」+「認知」のマルチタスクです。
60文字を超える文章を送るのは、学校終わりや勤務中、仕事終わりなど脳が疲労しきっているADHDやASDの特性を持つ人にとってはあまりにも負担が大きいです。
〔LINE・メール・インスタDM・手書き〕テキスト指示例
・タイトルに数字を入れるのは効果的!
・タイトルに【急】や【願】を入れると効果的!
指示がいくつあるのか、急ぎの案件なのか等が一目見てわかると落ち着けます。
\なぜ必要?/
ASDやADHDなどの特性があると、仕事中や就学中は緊張状態が続いているため、学校終わりや仕事終わりは「脳内が疲弊しきっています」。
ですので、指示を少なく短くしたり、ナンバリングを振って(❶~ ❷~など)手順を見える化したり、画像を添付して「一目見てわかるような」アシストが必要です。
言葉や文字でのコミュニケーションが長く当たり前だった人達にとっては、慣れないうちは大変だとおもいます。
でもこれは、あなたが、カサンドラ症候群および二次障害に多いうつ病を発症させずに済むためのライフハックでもあります。
た、たいへんだあ…!
あなたとお相手、どちらの心も守るために必要なことです。私がサポートやアシストをするので一緒にがんばりましょう!
注意点
お相手があなたに対して「委縮」「恐怖」「緊張」を覚えているばあいは、このライフラックだけではうまくいかない可能性があります。
その場合は最後に明記する方法を1つ足して、×3回(3日間)続けてみてください。
それでも成果や違いが見られない場合は?
〔1〕 「委縮」「恐怖」「緊張」がトラウマ級に強い
〔2〕 お相手にこのやり方はあわない
〔3〕 〔1〕〔2〕どちらもあてはまる
〔4〕 こういったもの↓を1つ足して、×3回(3日間)続けてみてください
- 「いつも頑張ってるね、大好きだよ🥰」
- 「いつもありがとう✨質問があればメールでいいから聞いてね!」
- 「いつもありがとう♡お仕事おつかれさま」
お相手があなたに対して「委縮」「恐怖」「緊張」を覚えているばあいは、これらの言葉がけが最優先に必要なことがあります。少なくとも3日間、続けてください。