認知の歪みを放置するとどうなるのか?
認知の歪みを持ったまま親になり、認知の歪みを「正しいもの」として、認知の歪みを「親である俺/私のルール」「この家の常識」として、子どもに歪んだ教育をしてしまう。本人はまさか歪んでいるとは思わないから。
認知の歪みの「連鎖」って怖いんです。「生きづらさも連鎖する」ことになるから。
結婚していない人にとっての未来の話
この話は、現時点で結婚していない若い人や家族を持っていない人にとっては「未来の話」と感じるかもしれません。しかし、早期に治療を受けて余裕を持って対処しておくことが大切です。
認知の歪みが生む症状と治療の目安
認知の歪みを持っている人は、ストレスと向き合うのが苦手で、心と体のバランスを崩しやすい傾向にあります。以下のような症状が現れることが多く、これが治療や通院の目安となります。
- 不眠
- 食欲不振(過食や拒食)
- 絶え間ない不安
- 物事に集中できない
- 優先順位がつけられない
これらの症状が進行すると、次の段階に進みます。
要治療の目安となる症状
- 人付き合いができなくなる
- 会話や挨拶が億劫になる
- 友達との連絡が取れなくなる
- 心配してくれる友達や家族との距離を置く
- 誰にも相談できないと感じる
ここまで進むと、うつ状態に近づき、パニック障害や鬱を引き起こす可能性も高くなります。このような状況を防ぐためにも、早期に治療やカウンセリングを受けることが重要です。
次回は、病院への通院に対する不安を軽減するための事前準備について詳しくお話しします。