傷ついた脳と心を再活性化させ「自信を取り戻す」方法

機能不全家族/愛着障害

委縮もしくは肥大、変形した「傷ついた大人の脳」は、元には戻りません。

しかし、その脳を活性化させ再び機能させる方法はあります。特に、緊張や恐怖・虐待が脳に与える影響は深刻であり、早期のカウンセリングや治療が重要です。

脳にダメージを与える原因として、虐待や機能不全家庭の影響があります。これらの環境は脳の委縮や肥大を引き起こし、脳の機能が著しく低下します。回復のためには、次の2つのステップが非常に重要です。

  1. 運動を始めること、そして続けること
    好きな運動や楽しめる運動を見つけ、それを続けることが脳を活性化させる一歩です。
  2. 自分の意思で選択し、決定を繰り返すこと
    相性の良いカウンセラーや医師のサポートのもと、少しずつ小さな決定を重ねることが、自信を取り戻す鍵です。

これらは簡単に聞こえるかもしれませんが、特に「自分で選択し決定すること」は非常に難しいことです。特に、機能不全家庭や毒親の影響下で育った方、アダルトチルドレンや愛着障害の自覚がある方にとっては、自分に自信が持てず、選択や決定に不安を抱くことが多いです。

  • 機能不全家族で育った
  • 毒親のもとで育った
  • 親が敷いたレールの上を生きるように指示されて育った
  • 親が僕/私の意見の過半数を聞き入れてくれなかった/否定されて育った
  • アダルトチルドレンや愛着障害の自覚がある

上記にあてはまる育成環境で育った人が、サポートもなしに「自分の意思で選択→決定することを繰り返す」のは至難の業です。トライするまでに心がめげちゃう。

なぜなら自分(の選択)に自信がないから怖いんだよね。

だから信用できる医師やカウンセラーのサポートのもとで――はじめは相談しながら――「自分の意思で選択→決定することを繰り返して、小さな経験を1つ1つと積み重ねていくこと」が非常に重要になるんです。

うまくいけば半年で「自分でもわかるくらい、自分は変わってきた!」と感じることができますよ! 

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✍私が書きました
一 真由


心療内科|「心と体」に寄り添い続けて20年。「支える側」を支えたい。当事者には寄り添いたい。ヒアリングをとくに大切にしています。


✓毒親/虐待/機能不全家族 ✓ASD/ADHD/アスペルガー ✓アダルトチルドレン(AC) ✓新型うつ/社会不安障害 ✓不登校児相談 ✓虐待連鎖断ち ✓社会復帰認知の歪み


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