主治医に聞かれる『どうですか?』の意図と答え方

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「どうですか?」の意味とおすすめの答え方

お医者さんや心理師・カウンセラーが診察時に「どうですか?」「最近どうですか?」と聞くことってよくありますよね。発達特性(発達障害)について学んだことがある方なら、この質問は『非常に曖昧で抽象的なもの』だとお分かりになるでしょう。

たとえば、「37度以上の熱はありますか?」と聞かれれば、あるかないかをはっきりと答えることができます。同様に「頭痛や腹痛はありますか?」「お通じは毎日ありますか?」という質問にも、明確に答えることができます。

医師等が「どうですか?」とたずねる際、彼らは患者さんの全体的な健康状態や最近の変化についての情報を求めています。この質問は身体的な症状だけでなく、精神的な状態や生活の質についても含まれることが多いです。

しかし、患者さんにとってはこの質問が非常に広範であるため、具体的に何を答えればよいのかが分かりにくいのが現実です。そのため、患者さんは以下のような曖昧な答えをしがちです。

  • 「大丈夫です」
  • 「いつもと変わりません」
  • 「はい…」
  • 「ちょっとしんどいかな…」
  • 「たぶん、大丈夫だと思います…」

これでは医師も適切な対応が難しく、「いつもと同じ薬を出しますね」や「お薬、少し増やしておきますか?」といった反応に終始することが多くなります。

おすすめの答え方

医師や心理師・カウンセラー等の質問に対してより具体的な情報を提供することで、診察がより効果的になります。以下のような答え方を考慮してみてください。

  1. 具体的な症状を述べる
    例: 「1週間前から頭痛が頻繁にあります。特に朝起きたときに感じます」
  1. 日常生活の変化を伝える
    例: 「1か月くらい前から、仕事に集中するのが難しくなってきました」
  1. 感情や気分について話す
    例: 「2週間前から、自信がなくなり不安を感じることが多いです」
  1. 症状の程度を説明する
    例: 「たまに腹痛がありますが、痛みの強さは軽いです」

医師に具体的な質問をする
例: 「この症状はなにかの病気の可能性があるんでしょうか?」

言いづらい「おくすりの効果」に関すること

多くの患者さんが薬の効果や副作用について、主治医に言いづらさを感じているようです。

そこで具体的な表現方法や医師たちが知りたい情報を、整理するための17項目を提案します。
これにより患者さんが自分の状態を明確に伝えられるようになり、適切な治療や支援を受けられることとなりますように!

副作用が出ている場合

薬を服用していると、時には副作用が現れることがあります。以下に「近い症状、近い副作用」があれば、これらの表現を使って、医師に伝えてみてください。くれぐれもご自身の判断で怠薬・減薬・断薬なさりませんよう

  • 「うまく言えないけど、しんどくなりました…」
  • 「うまく言えないけど、かなしい気持ちが続いています…」
  • 「うまく言えないけど、なんかすごくざわざわして落ち着きません…」
  • 「うまく言えないけど、なんか眠くて眠くて…」
  • 「うまく言えないけど、食事を摂ったりお風呂に入るのが億劫になり体が重いです…」
  • 「手や足が勝手に動こうとして気持ちが悪いです…」
  • 「体が強張って自由に動きづらいです…」
  • 「口の周りがモヤモヤします」
  • 「舌が口の中で勝手に動いて気持ちが悪いです」
  • 「起き上がれないくらいしんどくなります」
  • 「怒りたくないのにイライラします」
  • 「勝手に涙が出てきます」
  • 「昔の悲しい気持ちを思い出して苦しいです」

あてはまる、または近い症状が出ていたらこれらの表現を使うことで、医師はあなたの状態を理解し、必要に応じて薬の処方を見直すことができます。

薬が合ってないと感じる場合

前とあんまり変わってない気がします…

このように言うことで医師はあなたの状態を把握し、適切な対応を考えることができます。
遠慮は一切不要です。合わない薬を飲んでいつまでも治らない。副作用の出ている薬を飲んで、危険がともなう事態に発展――なんてことのないように。


私もカウンセリングの際に「最近どうですか?」と聞くことがありますが、多くの場合「大丈夫です」と返ってきます。しかし詳しく話を聞いてみると、大きな問題が隠れていることがよくあります。

患者さんには事前にメモを用意しておいていただき――手書きメモでも、スマホにメモでもどちらでもOKです! 医師や心理師・カウンセラーにそのまま見せてください――以下の17項目について答えをまとめておいてもらえると、とても助かります。

それにより、診察がスムーズに進み、的確で必要な治療や支援を受けることができます。

主治医が知りたい「最近どうですか?」本当は教えてほしい17項目



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