苦手だけど片付けたい!第二弾は「床占拠率」から考える

発達障害・特性

前回の記事では、まずは「床を確保」して歩きやすい状態を目指すことを最優先に片づけに着手した背景をお届けしました。今回はリモートお片付け第二弾として、実際にどのように物を整理・保管すればよいのかを具体的に紹介します。

1. 片付けたいけど部屋は見せたくない

リモートお片付けサービスを申し込んだものの、「散らかった部屋を写真やビデオ通話で見せるのは嫌だ」という方は意外に多いものです。

実際に部屋の様子を映さなくても、間取り図の作成や口頭でのヒアリングを通して、大まかなレイアウトや収納スペース、相談者の「生活動線」を把握することは可能です。こうした方法を使えば、部屋を公開する抵抗感を持ちながらでも、オンライン掃除・リモートお片付けは可能です。

2. 「床」に対する占拠率を出そう

床全体を100%として、どんなものがどのくらいを占めているかを確認しましょう。

  • 占拠率80%(大量に床を埋めている):
    • 創作系の趣味の材料や完成品
    • 通勤着・普段着・家着
    • 取り込んだ洗濯もの
    • 文房具
    • 仕事関連の書類
    • チラシやDM
  • 占拠率20%(数えられる程度に少ない):
    • バッグ類(例:5個)
    • ガジェット類(例:3個)
    • 書籍・DVD・CD(例:30~40個)

ポイント:数が多いジャンルから整理を始めると効果的です。


3. 捨てられないものの扱い方

片付けでいちばん困るのは「捨てられないもの」。

特に、創作系の作品や思い出の品などは手放しにくいですよね。そんなときに便利なのが宅配型トランクルームです。家庭の事情で実家に預けるのが難しい場合など、あきらめずに選択肢を検討してみませんか?

わが家でもクリニックでも実際に使っているのが、宅配型トランクルームの元祖「サマリーポケット」です。

サマリーポケットって?

  • 概要:専用の段ボールを取り寄せて、不要だけど捨てたくない物を詰めて送り返せば、空調管理された倉庫で保管してくれるサービス。
  • メリット:スマホで預けた物を管理でき、必要になればいつでも取り寄せ可能。
  • こんな人におすすめ
    • 物量が多くて捨てられない
    • コレクションを勝手に処分されたくない
    • 見られたくない物を安全に保管したい

宅配型トランクルームを利用すれば、使わないけれど捨てられない物を保管しながら、手元や床のスペースをスッキリさせられます。

4. 片付けのペースは無理のない範囲で

一度に全部片付けようとするとストレスと疲労がたまってしまいます。

脳の容量を50%程度残すように意識し、少しずつ進めるのがおすすめです。「今日は物の仕分け」「明日は段ボールに詰めるだけ」など、一日の目標を小さく設定し、達成感を大切にします。

もし疲れを感じたら、そこでいったんやめるのも長続きのコツです。

5. 片づけが死ぬほどの苦手な人の片づけstep5〔今日のまとめ〕

  • step1
    床を確保して、歩きやすい状態をまず目指す

  • step2
    簡単仕分け→大箱やごみ袋にまとめる

  • step3
    使う場所に「それ↑」を置き、無駄な動線をつくらない
  • step4
    床占拠率を出し、占めている割合が高いジャンルから整理を始める
  • step5
    数は多くて場所も必要、だけど捨てられないものは「預ける」ことも選択肢に!
  • 床の占拠率を確認し、優先度の高いカテゴリーから手をつける
  • 捨てられない物は宅配型トランクルームなどを検討して、部屋のスペースを広げる
  • 無理しすぎず、脳の余裕を残して作業する

部屋の片付けは家族や周りの理解を得にくい部分もあるかもしれませんが、自分のペースで進めることが大切です。リモートでのサポートを活用して、安心して暮らせる空間づくりを目指しましょう。

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