社会復帰成功例 | 〔休職2年8か月→週4〔1日5時間〕勤務

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休職に至った背景

⦁ 年代:20代後半
⦁ 性別:女性
⦁ 状態:ADHD/うつ状態/聴覚過敏
⦁ 社会適応状況:△
⦁ ひとやすみ期間:2年8か月

動物病院にトリマーとして採用され勤務を開始するも、トリミング以外の受付業務や補助のような仕事も命じられるようになりキャパオーバーで、退職。

転職活動をするも動悸が強まったり不安が大きくなったりすることが続き、人生ひとやすみ期間に入る。

もう一度、トリマーとして「のみ」で働きたいとのことだったので、ADHD+聴覚過敏であること、それに伴う希望条件を遠慮なく盛り込んだオーダーメイドの履歴書を一緒に作成し、転職活動を開始。

オーダーメイド例

⦁ 誰にでも見えるところに聴覚過敏マークを装着
⦁ 飼い主さんによる指名制 ※不安に思われる飼い主さんのわんちゃんは担当しない
⦁ ノイズキャンセルのイヤホンを装着したトリミング ※音楽を聴いているわけではない

⦁ 人の視線は怖いけれどイヤホンをしているとさほど気にならないので、飼い主さんに聴覚過敏仕様のトリミングが安心できるものであることを示すために、外部から見える位置でトリミングをさせてほしい

⦁ 背後から話しかけられると恐怖で固まってしまうため、控えてほしい
⦁ 急に人から話しかけれられると全身に緊張が走るため、事前に視野に入るように手を振ってほしい

⦁ パンクしないで働き続けるためには週休3日、1日5時間の勤務体制がベスト

⦁ 2時間ずつ15分間の休憩が必要
⦁ 休憩の際には外部の音を一切遮断する必要がある ※1人になりたい

〔社会復帰に向けて行った内容〕

⦁ カウンセリング開始時期:23年3月頃
⦁ カウンセリング場所:オンライン
⦁ カウンセリング回数:60分/週1は絶対条件とし、それ以外は本人次第 ※不安がでたり話したくなったり、眠れない時などはカウンセリングやヒアリングを随時
⦁ 薬の処方:あり(他院) 

〔社会復帰1か月前の様子〕

復職/転職活動をはじめてから7軒目のペットサロンで採用がきまったため、喜びもひとしおの反面、ここをクビになったらもう後がない…と大変不安な様子でした。

入社予定日の2週間前から早口になったり、爪を深く噛む癖が再発してしまいました。

〔社会復帰から8か月後の様子〕

大好きなわんちゃん達に触れ合い、残業を命じられることもなければ苦手なコミュニケーション(受付業務)を求められることもなく、

自分の希望がまるまる受け入れられた状態で働けることが、安心感や自信につながり、ミスも『5分遅刻』もなく、食欲不振や過眠もなく血色も良く勤務を継続できています。

尚、トリミングサロンの店長さん(オーナーさん)には、万が一の際の緊急連絡先として私・©カウンセラー真由の連絡先を提供しています。

※ご本人/ご家族様の御厚意により掲載の許可をいただいております

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✍私が書きました
一 真由


心療内科|「心と体」に寄り添い続けて20年。「支える側」を支えたい。当事者には寄り添いたい。ヒアリングをとくに大切にしています。


✓毒親/虐待/機能不全家族 ✓ASD/ADHD/アスペルガー ✓アダルトチルドレン(AC) ✓新型うつ/社会不安障害 ✓不登校児相談 ✓虐待連鎖断ち ✓社会復帰認知の歪み


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