毒親に長く苦しめられてきたお子さん側と、毒親本人。
どちらからもカウンセリングの申し込みがあります。
ちなみにお子さん側は「40歳になっても、60歳近くになっても」毒親に苦しんだ過去を忘れてはいません。大人になったから“あの頃”と同じようには泣かないだけで――。
「毒親界隈」で事実ごととして語られていることの中に、こういったものがあります。
10代と40代と50代が「毒親の言動で悩むこと10」
10代と40代以上が悩む「毒親」の言動について解説します。過干渉や暴言、経済的依存など、親からの支配が子どもに与える影響と対策を詳しくお伝えします。
毒親の再襲来、4つの理由
毒親は60歳前後になるど、かつて苛め抜いた我が子に媚びを売ってくる。
- 子どもが1人の場合は、その子に。
- 子どもが2人の場合、可愛がらなかった子に。
- 子どもが3人の場合、可愛がらなかった子に。
“可愛がらなかった”というやわらかい表現にしましたけれど、実際には可愛がらなかったどころか苛め抜いたり、ネグレクトを繰り返したり、罵詈雑言を浴びせたり、教育虐待をしたり、
精神的・肉体的な虐待(←それらをほう助、見ないふり、助けない等も立派な虐待です)を繰り返したり…ですね。
こういったことをしてきた毒親ほど、60歳前後になると『その子』に近づいたり媚びを売ります。なぜだかわかりますか? 答えはとても簡単です。
毒親の再襲来の理由
●自分の老いが不安だから。
●自分の老後が怖いから。
●(精神的な)孤独に耐えられなくなったから。
●親身になって心配してくれる身内がいないと気づいたから。
こんな身勝手を、子どもはいつまで許して受けいれなければならないのでしょうか? 私は患者さんにたずねられた時このように答えています。
「許す必要ないよ、面倒なんてみなくていいし、着信拒否しなよ」と。