ヤングケアラー/幼き介護者の体験談・本音・声

機能不全家族/愛着障害
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ヤングケアラー/幼き介護者/若者ケアラーの体験談

ヤングケアラー/若者ケアラー:ふつうの子どもでいたかった

  • 家の中がいつも消毒用のアルコールと変なにおいで充満してた。自分もにおっていたと思う。においうつりをしていた自分は臭いから学校に行っていたらイジメに遭ってたと思うから学校に行けなくてよかったのかも。でも普通に学校に通ってみたかった。高齢で自分を生んだ親を憎んでる。
  • 自分も小学校高学年の頃に母が病に伏せ、祖父に認知症が出た。なんとか高校には進学したけど介護があるから部活も恋愛もできない介護づけの日々。青春に縁がないまま気づくと頭に白髪が生えてました。
  • 同じ歳の友人たちが自分の意思で自由に遊んだり青春するなかで、自分はただただ家族の世話に追われる毎日。孤独でしかなかった。つらいだけだった。
  • 私は6歳のときに母親を亡くしてから認知症のおばあちゃんを看てきました。おばあちゃんのことを好きだったから頑張ってきたけど…自分が母親になって気づいたけど…子ども時代の私の写真ってほとんどない…
  • ヤングケアラーの経験から看護師になった。ふつうの家族への憧れが強い。
  • みんなが彼氏とかつくってるなかで、ずっと親の介護をさせられてる私は不幸でしかなかった。
  • 子どもだったし助けを求める方法なんて知らなかった。

ヤングケアラー/若者ケアラー:外に出られるのは病院に連れてく日

  • 病院に父親と祖母を連れて行く時だけが外の世界に出られる時だった。
  • 父親が家を捨てた中1からヤングケアラー。ケアラーをしつつ高卒で働き出したけど、学歴もなく一般常識や一般的なコミュ力も身についてない自分がいい会社に勤められるわけもなく就職先はブラック企業。不安障害→鬱病になった。親ガチャにはずれると人生は終わりだと思った。
  • 高校1年生から26歳まで祖母の介護をしました。自分が介護する以外には選択肢なんてないと思って誰も頼れなかった。
  • 5歳の頃から体の弱い母親の介護してきました。兄や弟と一緒に母の面倒を見ています。兄はイジメにあってろくに学校にも通えてなかったし弟はコミュ障。俺はずっと軽い鬱。幼き介護者は救われない。
  • きょうだいが重度の知的を伴う心身障害者。両親は蒸発。祖父母の家できょうだいの下の世話をしたりご飯を食べさせたり。責任を放棄した親。子どもを守れないなら産むな。恨みと諦めの人生。
  • うつ病の父親と糖尿病の母親の面倒をみてきた。気がついたら22歳になってる。介護10年。親が死ぬか私が死ぬか。幸せになる将来が想像できない。
  • 認知症の祖母の介護を18歳で始めました。2ヶ月でつらくなり大好きな祖母の死を願うようになってしまった。
  • 中学から家族の介護(父親とは死別、心を病んだ母親と祖父母)をしてきたけど、当時は自分がヤングケアラーだと気づかずに無心になって介護をしていた。小学校を卒業してから心から笑った記憶がない。
  • 10歳から家族のために働いてきたけど、自分がヤングケラーだと知ったのは30歳を過ぎてから。介護は終わりがなくて苦しい。もう楽になりたい。

ヤングケアラー/若者ケアラー:感情は持たない、持つとつらいだけだから

  • 母親のことを憎んで捨てられたらいいのに。へたに愛情と恩があるから余計にしんどい。
  • 一寸先は闇。ずっと闇。介護が終わる日が見えない。
  • 親の介護をしてる時は無感情で無感動だった。生きてると感じたことはないです。不幸だと思うと親を捨てて逃げたくなったと思うから何も感じないようにロボットみたいに無機質に生きてきた。今も感情の起伏は低く人生はなにも楽しくはない。
  • 自分が「幼い介護者だった!」と知ったのは大人になってからでした。あの頃もしも同じ境遇の子に出会えていたら痛みをわかちあい愚痴りあって救われていたかも。
  • 自分がヤングケアラーと呼ばれる、社会で特異な存在だと知った時に初めて世の中には自分と同じ人がいるんだと驚きました。救われた気がしました。
  • 母親が若年の認知症と判明するまで何千回も喧嘩をしたし母親を罵り呪った。ヤングケアラーは救われない。憎まずにすむ人を憎みながら生きるのはもうたくさんだ。
  • 子どもなんだから親や祖父母の面倒をみて当たり前なんて思わないで。介護して当然みたいな扱いが一番しんどい。
  • 人には理解してもらえない。
  • 自分は幼い頃から家族の介護をしてきたんだけど…当時は自分が「幼き介護者」と呼ばれる可哀そうな存在だと気づいていなかった。母が43、父が52の時の子です。高齢出産しないでほしい。つらい。後先考えて子づくりして。
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2. ヤングケアラー若者ケアラー:社会的な理解や支援を求める声

  • 社会全体で幼い介護者・ヤングケアラーを支援する空気が当たり前のようにできてほしい。
  • 学校や担任の先生に救いを求めても、具体的な支援が得られなかった。いっそう孤立感が深まり傷ついた。社会の落とし穴に自分だけが落ちて這い上がれないんだと知った。
  • 家庭の中で起きている介護問題を子どもが「適切な助けが必要」と外部に支援を求めるのは難しい。風穴を開ける必要があるのでは?
  • 子どもから介護義務を外してほしい。18歳未満の子どもに親やきょうだい・祖父母の介護をさせることについてもっと問題にしてほしい。「家族なんだから当然」ではない。その言葉は絶望でしかない。
  • 子どもの時にしか出来ない貴重な体験を奪わない社会のシステムが必要。
  • 20歳以下の若いケアラーが無料で利用できる家事代行サービスはないのだろうか?
  • 家族を年端もいかない経験も少ない子どもが介護しなければいけないのは、おかしい。子どもが成長するために必要なあらゆる時間や経験を犠牲にしなければいけない。おかしい。
  • 睡眠時間も削られるし精神的にも抉られる。子どもは「外に」「適切に」助けを求める方法がわからない。
  • 「幼き介護者・ヤングケアラー」という言葉ができて満足するんじゃなく、世間にもっともっとこのつらさと支援の手が必要だと理解される世の中になってほしい。

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✍私が書きました
一 真由


心療内科|「心と体」に寄り添い続けて20年。「支える側」を支えたい。当事者には寄り添いたい。ヒアリングをとくに大切にしています。


✓毒親/虐待/機能不全家族 ✓ASD/ADHD/アスペルガー ✓アダルトチルドレン(AC) ✓新型うつ/社会不安障害 ✓不登校児相談 ✓虐待連鎖断ち ✓社会復帰認知の歪み


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