後回しランキングTOP10!みんなが先送りした事とリアルな失敗・後悔

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【第1回】失敗・後悔ランキングでわかる「みんなが先送りしたこと」

「またやっちゃった…」と、つい物事を後回しにしてしまう経験はありませんか?

締め切り間際で焦ったり、結局手つかずで終わってしまったり。実は、多くの人が同じように「先送り」と戦っています。今回の調査では、みんなが一体何を後回しにし、その結果どんな失敗や後悔を抱えているのか、リアルな声を集めました。

ランキング形式で明らかになる「先送りしたこと」の数々。もしかしたら、あなたにも思い当たる節があるかもしれません。まずは、私たちが何を後回しにしがちなのか、その実態を見ていきましょう。

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みんなが後回しにしていること、第1位は?

年末に行われた調査によると、私たちが「今年やり残した」と感じ、つい後回しにしてしまったことのトップは「貯金」(約30.5%)でした。

物価高や将来への不安感が背景にあるようです。次いで「不用品の処分」(約24.8%)、「ダイエット」(約24.0%)、「掃除や片づけ」(約23.4%)、「旅行」(約23.2%)と続きます。

「やり残して後回しにしてしまったこと」ランキング(10項目)

1位:貯金 タップで詳細
つい先送りにされがちな貯金。「余ったら貯める」では難しく、気づけば後回しになっていた人が多数。もっと貯蓄しようと思っていたができなかったという意見も。
👉 約30.5%
2位:不用品の処分 タップで詳細
「いつか使うかも」「捨て方がわからない」などの理由で、なかなか手がつけられず後回しに。
👉 約24.8%
3位:ダイエット タップで詳細
明日から…と思っているうちに月日が経ってしまう代表格。今年こそ痩せようと思ったが継続できなかったという声が多数。
👉 約24.0%
4位:掃除・片づけ タップで詳細
物が多い・やる気が出ない・時間がない…の三拍子で先送りになりがち。
👉 約23.4%
5位:旅行 タップで詳細
「いつか行こう」と思っていても、タイミングを逃して実現できていない人が多数。
👉 約23.2%
6位:趣味・娯楽 タップで詳細
自分の楽しみは後回しにしてしまいがち。「やりたいこと」に手がつけられない声も。
👉 約19.9%
7位:投資・資産運用 タップで詳細
興味はあるけれど「難しそう」「勉強が必要」で行動に移せないケースが多い。
👉 約18.1%
8位:健康づくり タップで詳細
後回しにしているうちに体調不良に…。始めたいけど面倒という声も。
👉 約17.1%
9位:副業 タップで詳細
興味はあるが「準備が大変そう」「時間がない」で始められていない人も。
👉 約8.0%
10位:勉強・資格取得 タップで詳細
「いつかやりたい」の代表格。やる気・時間・集中力のハードルが高く後回しに。語学や資格の勉強を先送りしてしまったという意見も。
👉 約8.0%

特に若年層では旅行や趣味といった「やりたいこと」の先送りが、30代以上では貯蓄や健康管理など生活基盤に関わる項目が上位に来る傾向も見られました。

先送りの結果、どんな失敗をしている?

では、後回しにした結果、私たちはどんな失敗を経験しているのでしょうか。

ある健康づくりに関する調査(※3)では、「健康のためにやろうと思ってできなかった(失敗した)こと」の第1位が、まさに「『明日からやろう』と言って先延ばしにすること」(22.9%)でした。

「後回し・先送りで失敗したこと」ランキング

1位:「明日から」と言って先延ばしにする タップで詳細
気づけば何日も経っている…。後悔あるあるの王道パターン。
👉 約22.9%
2位:結果が出なくてすぐに諦める タップで詳細
続けていれば変わったかもしれないのに…。惜しい失敗談が多数。
👉 約17.3%
3位:ダイエットとリバウンドを繰り返す タップで詳細
途中でやめてしまい、逆に増えてしまった人も。
👉 約14.8%
4位(同率):健康器具を買うだけで使わない タップで詳細
買って満足、置いておくだけ…。思い当たる人も多いはず。
👉 約12.6%
4位(同率):目標を立てただけで満足する タップで詳細
手帳やノートに書いた時点で気持ちが完了してしまうパターン。
👉 約12.6%
6位:我慢は良くないと言い訳して休んでしまう タップで詳細
自分を甘やかしすぎた結果、継続できずに後悔することも。
7位:サプリメントを途中で飲まなくなる タップで詳細
飲み忘れが続いて、気づけば放置…という声が多数。
8位:健康情報の多さに惑わされて何も始められない タップで詳細
情報を集めすぎて逆に混乱。結局なにもできなかったというケース。

「いざ取り組もうと思っても面倒に感じたり気分が乗らず、結局先延ばしにしてしまった」という声が多く、先延ばしがさらなる失敗を生む構造が見て取れます。

後回しにして、後悔してる?

そして最も気になるのが、「後悔」の有無。新年度の目標に関するアンケートでは、目標を実行できなかった人の約8割が何らかの後ろめたさ(後悔や罪悪感)を感じていることが判明しました。

この傾向は年代が上がるにつれて強まるとも指摘されており、例えば歯科検診を先延ばしにしたケースでは、日本人の4人に3人(75.7%)が「もっと早くやっておけば」と後悔しているとの調査もあります。やはり、先送りの後には、大なり小なり後悔の念がついて回るようです。

まとめ

今回の調査結果からは、貯金や片付けといった生活に身近なことから、健康や自己啓発に関わることまで、多くの人が様々な事柄を後回しにしている実態が浮かび上がりました。

そして、その先には「明日から病」による失敗や、8割もの人が感じる「後悔」が待っていることも明らかになりました。あなたにも、ドキッとする項目があったのではないでしょうか。私も思う存分、心当たりがあります(笑)

では、なぜ私たちはこれほどまでに物事を後回しにしてしまうのでしょうか? 次回は、その心理的な背景や自己分析、さらには年代による傾向の違いなど、私たちが「先送り」してしまうメカニズムの深層に迫ります。

情報ソース元

発達障害・特性
私が書きました
一 真由

オンラインカウンセリング『あたらしい今日』主宰
心とからだの不調に詳しいお節介カウンセラー

心療内科領域に強いカウンセラーとして、生きづらさを抱える方々に寄り添いながら、誰もがいつからでもリスタートを切り「新しい今日」を迎えられるようにと願って、情報発信を行っています。ブログでは機能不全家族・毒親問題・子育てSOSを多く扱っています。

気軽に話してもらえるように。「独り」にならなくてすむように。人生に伴走することを大切にしています。通称カウンセラー真由

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