「片付けたいけど片付けられない」という悩みを抱える方のなかには、週末や休日に創作系の趣味に没頭する方も少なくありません。ある相談者のお部屋では『床の占拠率が80%』にまで膨れ上がり、以下のモノがあちこちに散乱していました。
- 創作系の趣味の道具
- 通勤着や普段着・家着
- 取り込んだ洗濯もの
- 文房具
- 仕事書類
- チラシやDM
週に1度は必ず使う道具をしまい込むのはナンセンス。 取り出しやすく、片付けやすい仕組みを整えることで、創作活動以外の時間に床やベッドの上をスッキリさせられます。
そこでおすすめしたいのが「キャスター付き三段ワゴン」です。
なぜ三段ワゴンが良いのか?

- キャスター付きなので、作業するときは手元へ寄せ、終わったら端に寄せて部屋を広く使える
- 適度な高さと段数で、趣味道具を分類収納しやすい
- 取り出しやすさと片付けやすさを両立でき、出しっぱなしになりにくい
数年前に一世を風靡したIKEAのキャスター付き三段ワゴン。今では、多くのメーカーが類似商品を展開していて、カラーバリエーションや一段ごとの深さ、“メッシュ”の編み方まで、それぞれの個性が光ります。
三段ワゴンを選ぶときのチェックポイント
1. 段の深さ
<会話抜粋>
「創作活動に使う一番大きな道具の直径って、どのくらい?」
「20cmくらいです」
「じゃあ、ワゴンの段の深さはどうする? ぴったりより少しはみ出す方が取り出しやすい?」
「はみ出してる方がいいです!」
ワゴンの深さ15cm前後なら、道具の出し入れがスムーズになります。深すぎると中が見づらく、浅すぎると安定感に欠けるので、道具に合わせて選びましょう。
2. 全体の高さ
<会話抜粋>
「ベッドの上で作業することが多いなら、腕を床に伸ばしたときにちょうど届く高さがいいね」
「ほんとだ…!」
低すぎると腰や背中に負担がかかり、高すぎると取り出しにくくなります。自分が作業する姿勢と導線を考え、ベストな高さをイメージしましょう。
3. A4サイズが入るかどうか
郵送される冊子やDM、少し大きめの道具を収納する場合にも、A4がすっぽり入る大きさを基準にしておくと便利です。(A4サイズ:横210×縦297mm)
収納ワゴンレパートリー例
3coins
・テーブルワゴン
・テーブルワゴン『ミニ』
IKEA
・キャスター付きワイヤー収納シリーズ
アイリスオーヤマ
・キャスター付きキッチンワゴン





- 品目の寸法:31奥行き x 42幅 x 80高さ(cm)
- 商品の重量:5.95kg
たとえば、アイリスオーヤマの「キャスター付きキッチンワゴン」は高さ80cmほどで、三段の深さがすべて同じ。大きめの道具やボトル類もまとめて収納しやすく、A4サイズもOK。さらに、1段あたり約20kgまで耐えられるので重たいものも安心です。
<会話抜粋>
「ワゴン届きました!」
「おお~早い! どれにしたの?」
「アイリスオーヤマのキャスター付きキッチンワゴンです。背が80cmあって、段の深さがすべて同じなので創作道具を片付けやすいです」
「いいね! もう使ってるんだ?」
「はい!」

収納スペースを24段階調節できるので、小物から高さのあるものまで幅広く収納できます。一段当たりの耐荷重は約20kgあるので、ボトルなどの重たい物もOK!

公式サイトよりもAmazonの方が1000円くらい安いです!! ※24年夏時点
今日のまとめ:定位置を作るだけで作業効率がアップ

週に一度、あるいは頻繁に使う創作道具をさっと出して、さっとしまえる環境にするためには、キャスター付き三段ワゴンのような「取り出しやすい・片付けやすい収納」が最適です。
- 床やベッドの上に散らばらない
- 必要なときに必要な道具をすぐに取り出せる
- 使い終わったあとも定位置が決まっているので迷わない
ぜひ、ご自身の作業スタイルやスペースに合ったワゴンを探してみてください。収納を改善するだけで、創作活動がさらにはかどりますよ。
ワンポイント:購入時のコスト比較
メーカー公式サイトとAmazonなどのECサイトを見比べると、価格差がある場合も。実店舗で見てからネットで購入するなど、うまく活用してお得に手に入れましょう。
「片付けを苦手に感じている方」や「部屋を占拠するほどの趣味道具に困っている方」は、まずは小さな一歩から。定位置があることで片付けのハードルはぐっと下がります。 あなたもぜひ、ワゴンを取り入れてみてはいかがでしょうか?