ASD・ADHD・境界知能の女の子たちに恋愛トラブルが多くなる理由|発達障害と恋愛・失恋

発達障害・特性

1. 何度も傷ついて、疲れているあなたへ

「またダメな恋愛をしちゃった」「どうしてこんなにうまくいかないんだろう」――そんなふうに思うたび、心がズキズキして苦しくなりますよね。家庭や学校、職場などでも居場所がなかったり、「自分のことなんて誰もわかってくれない」と感じてしまうと、なおさら恋愛に安らぎを求めたくなるのは自然なことです。

あなたが悪いわけでも、弱いわけでもありません。

あなたはただ「安心したい」「大事にされたい」と願っているだけ。そこに発達障害の特性や家庭環境の影響が重なることで、恋愛がうまくいかず苦しんでしまうことがあるのです。

2. “好き”と“安心”を求める気持ちがトラブルを呼んでしまう

偽物の安住の地にすがってしまう

家庭や学校で安心ができなかったり、気持ちを理解してもらえなかったりすると、外の世界で「優しい言葉をかけてくれる人」を求めたり、自然と惹かれますよね。でもなかには、優しそうに見えるだけで、実際にはあなたを都合よく利用したり、傷つけたりする人もいます。

自己肯定感の低さや依存のしやすさ

自分に自信がないと、「彼はこんな私のことでも大事にしてくれる人だ」「こんな私のことを好きになってくれるのは彼しかない…」と錯覚してしまうもの。それゆえに、本当は大切にしてくれていない相手のことも手放したくなくなることがあります。

本当はもっと素敵な人と出会えるかもしれないのに、「私なんて、これ以上の人には出会えない」と思い込んでしまうのです。

3.恋愛に「感情のぐちゃぐちゃ」を持ち込みやすい

発達特性があったり毒親育ち・機能不全家族育ちだと自分の感情をコントロールしにくかったり、相手とのコミュニケーションがすれ違いやすかったりします。

感情が混乱したとき、すべてを恋人にぶつけてしまったり、安心したいがために「ためし行為」を繰り返してしまうケースも。でも、それが原因で相手も疲れて果ててしまい、悪いループにはまってしまうことがあるんです。

また、発達特性がない男性にはエキセントリックな性格を早々に見切られることもあるため、似たような特性を持っていたり、似たような家庭環境の男性と恋愛をすることが多くなるので、安定した情緒的交流や安心できる居心地のいい付き合いを築くことが難しいことも。

4. 見分けにくい「本当に優しい人」と「優しそうに見せる人」

  • 語気が強かったりぶっきらぼうでも、本当は責任感が強くて面倒見がいい人
  • 耳障りのいい言葉で甘やかしてくるけど、いざとなると逃げたり雑に扱う人

こうした違いは、すぐには見抜きにくいものです。特に孤独や寂しさを強く感じていると、目の前にある優しさに飛びついてしまいやすいですよね。まずは「恋愛をはじめるまでに、これまでより少し時間をかけること」「恋愛を始める前に周りの人の声をしっかりと聞くこと」を意識してみるだけでも、違いに気づきやすくなるかもしれません。

5. 周囲の忠告を聞き入れづらい“理由”もある

「大丈夫なの…その彼?」と言われても、「私のことを本当にわかってるのは彼だけ」と反発したくなることってありませんか? それは、あなたが傷つきすぎていて、もうこれ以上誰からも否定されたくないからだったり、たとえかりそめだとしても、信じて頼る相手がいないと自分が立っていられない…と思うからかもしれません。

でも、もし周りが心配してくれているなら、そこには何かしら根拠や理由があるはず。少しだけ立ち止まって考えてみる勇気が、自分を守る第一歩です。

6. 自分を大切にするために、できること

  1. 小さな「嫌だ」を見逃さない
    「なんかモヤモヤする」「ちょっと変だな」と感じることがあったら、無視せずに自分の気持ちに耳を傾けてみる。相手を失いたくなくてつい我慢しがちだけど、あなたがとらえた小さな違和感は大切なサインです。
  2. 他人からの客観的な意見を聞いてみる
    信頼できる友達や先輩、もしくは相談機関やカウンセラーなど、あなたのことを大切に思ってくれる人の意見は貴重です。傷ついた経験が多いと、自分の感覚だけでは判断しづらいこともたくさんあります。
  3. 「自分を責めすぎない練習」をする
    恋愛がうまくいかないと「私がダメだからだ」と自分を否定してしまいがち。でも、これはあなたが全部悪いわけではなく、相手や環境との相性の問題も大きいんです。
    「ちょっとずつ頑張ってる」「自分なりに工夫してる」といった、前向きにできた部分を探してみましょう。
  4. 自己理解を深める機会をつくる
    「もしかしてADHDの傾向があるのかも?」「ASDの特性が恋愛の邪魔をしているのかも?」「家族関係のトラウマが原因かも?」――そう思ったら、専門家に相談するのも一つの選択肢。自分の特性や心の動きがわかると、「どうすればもっとラクになれるか」が見えてくることが多いです。
  5. 焦らないこと
    「早く幸せな恋愛がしたい」と焦るほど、あなたの優しさや柔らかい気持ちにつけこんでくる人に出会うリスクも高まります。ゆっくり、あなたのペースでいいんです。あなたは恋愛以外にも、いろんな生き方や選択肢を持っています。

7. 自分にやさしく、できてますか

たとえ家族や友人が頼れなくても、同じような悩みを抱えた人とつながれるコミュニティや、発達障害の特性やトラウマに詳しい専門家はたくさんいます。

「誰にもわかってもらえない」「こんなこと相談したら笑われるかも」と思う気持ちはわかります。でも一歩踏み出せば、意外なほど多くの人があなたの孤独や痛みを理解してくれるかもしれません。


もし今つらい恋愛のまっただ中にいて、「どうしようもない…」と感じているなら、無理にすべてを変えようとしなくても大丈夫です。まずは「ちょっとだけ自分をいたわること」を始めてみてください。小さな変化の積み重ねが、いつか大きな安心感につながるはずです。あなたの幸せを、心から応援しています。

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