当ブログにおけるひそかな人気コンテンツ「振られた理由がわからないシリーズ」続編です。
振られた理由を男性が言わない4つの理由
⦁ 振る理由
⦁ 嫌いになった理由
⦁ 離れたい理由
⦁ 別れたい理由
これらをはっきりと口にして別れを告げる男性は、圧倒的に少ないです。それに引き換え、女性はわりとその理由を口にする人が多いです(笑)。
では、なぜ男性は「理由」を明確にせずに別れることが多いのでしょうか? それには主に4つの理由が挙げられます。
- 正直に言うと「泣かれたくない」
- これまで散々言ってきたつもり
- 「悪いところを直すから」と、今さらすがられたくない
- 最後の最後にわざわざ傷つける必要はない
特に問題になるのが、2番目の「これまで散々言ってきたつもり」です。
これは、ADHDやASDの特性を持つ人にとって特に引っかかるポイントかもしれません。「言われた記憶がないけど?」「はっきり言ってくれなかったのに!」と感じやすい部分です。
では、「散々言ってきたつもり」というのはどういう意味なのでしょうか?
「散々言ってきたつもり」の本音
- 目線や態度で訴えてきたつもり
- 表情やため息で伝えてきたつもり
- それを汲み取らなかったのは、君の方でしょ
これが、男性が感じている「散々言ってきた」という表現の裏にある本音です。
目や指先、肩や息遣いは本音を語る
ADHDやASDの特性を持つ人にとって、相手の本音や本心を「目線や態度」で読み取るのは非常に難しいことです。特に以下のような微妙な変化は、非常に高いハードルとなります。
- 相手の表情や声色の変化
- 態度の些細な違い
- 目線の先にある本音
- 肩に現れる落胆や緊張
- 指先に表れる本心
これらを読み取れないことで、言葉にされていない部分が伝わらず、最後になってから「言ってくれればよかったのに!」という感情が湧いてしまうのです。
相手は「態度や仕草で伝えてきたつもり」。でも、自分からすれば「言葉で言われなかったから初耳」というギャップが生まれ、気づいたときにはもう取り返しがつかない状態になっていることが少なくありません。
次回は、ADHDとASDの合併症を持つ女性の事例を紹介し、発達障害を持たないパートナーとの別れの理由と、予防・対策について深掘りしていきたいと思います。