過去記事の「毒親三本勝負」でも触れましたが、強く反面教師にしていた毒母の影響を私自身のなかに見つけた時に「毒親連鎖・虐待連鎖を断たなければならない」と気づかされました。
- 毒親育ちが20代に思っていたこと~心療内科を志した私の記録第一弾
- 毒親育ちが30歳になって思ったこと~心療内科を志した私の記録第二弾
- 毒親育ちが40歳になって思ったこと~心療内科を志した私の記録第三弾
心療内科医を志して勉学に励んでいた頃でもありましたし、(前回の)婚姻中のさまざまなできごとや、当時飼っていた愛犬の出産など、母子の繋がりや遺伝について考える機会が集中的に増えたため、痛切にそう思いました。
結論から書くと、毒親連鎖を断ったことは大正解以外のなにものでもなく、数少ない英断のひとつです。
毒親からの呪縛を解こう
今回からインスタグラムに、毒親からの呪縛を解いて「誰かと比較した幸せ」ではなく、『自分サイズ』の幸せを手に入れたくてもがきながら実践してきたことや手放したこと、『必要だった無駄』『不要だった頑張り』ほかをまとめていこうと思います。
そのために、もしかしたら共有できることがあるかもしれないので、当時の毒母の特徴や受けてきた虐待や支配について――書ける範囲で――そのいちぶをまとめました。
いざ書き出してみると、まあ酷いなー(笑)
笑いごとじゃないけど、わたし達姉弟よく生き抜いてきたなと思う。あの頃の自分たちと毒親連鎖を断った自分たちを精一杯褒めたい。よーしよしよしよし。
〔お願い〕
今回の記事をご覧になり、フラッシュバック等で苦しくなるご様子がありましたらスマホを閉じて、パソコンでしたらブラウザバックをなさり
喉がひりっとするくらいの熱いお茶を飲まれるか、天井の角に向かって、または枕を顔に押しつけて「違うから!」/「もういいわ!」と叫んでください。他人事としてしっかりと切り離してくださいませ。
1. 毒母の性格特徴
- 世間体を強く気にする
- 完全なる内弁慶
- 見返りをすごく求める
- 教育本をたくさん読んでいた
- 思考が「ブランド的」
- 部屋やキッチンを片付けられない
- 見えるところだけ美しくする
- 外ではおとなしく、家ではヒステリックで感情の起伏が激しい
- 一見優等生、内面は常にエキセントリックで、自分の気持ちを誰も分かってくれていないと思っている
- 周囲と比べて「どうなのか」を常に気にする
2. 虐待の具体例
身体的虐待
- 12歳までは、掃除機の柄で殴り続けることが日常的
- 12歳までは、コンパスの先端やフォークの先端、シャープペンシルの先端で体の内側をよく刺されていた。数にすると100以上400未満 ※傷穴の数
- 12歳までは、チャッカマンのようなバーナーのような炎の続くもので体の背中側からお尻周辺を何十回も焼かれた ※一部皮膚移植済み
- 12歳までは、子どもから反抗心を奪う目的でショーツのみの全裸で「言うことを聞きます」と言うまで玄関の外に立たせる
- 機嫌が悪いと玄関の外に立たされ、60~75度のお湯を頭から何度も浴びせられていた
- 料理を失敗したり、料理中に子ども達の声がうるさくて集中ができないと鍋やフライパンを床に投げ捨てたり私に向けて投げつける(熱)。
- その後、3人の子ども達に「お前たちのせいだから」と片付けさせる
精神的虐待(支配)
- 人前で叱責したり馬鹿にしたり等、恥をかかせて言うことを聞かせようとする
- 子どもが謝るまで、何日でもお風呂に入らせない。※最長は夏季に16日
- 子どもが言うことを聞かないと、子どもの友人やクラスメート全員に何十回と電話をかけ続け迷惑をかけて子どもを孤立させる~母親だけを頼るように仕向ける
- 母の誕生日や母の日になどに贈ったものは気に入られたことはなく、「どうして気に入らない物を贈ってくるのか」「私の好みをどうしてわかってくれないのか」等と泣きながら何時間も責められ、贈った商品は目の前で処分されたり交換に出されることも多かった ※これは6年前まで続いていた
3. 行動に関する特徴
- 子どもの日記を読む、ランドセルやバッグを漁る、引き出しをさぐる(開けるではなくさぐる)のは当たり前
- 子どもの引き出し等に入っていた「母の知らないもの」「母の許可を得ていないもの」は机の上に並べられる。※叱られはしないが支配を感じて気持ち悪い
- 家族が電話に出るまで最大80回/(1日)リダイヤルをする
- 家族がインターフォンに出て対応するまで、最大24回来訪 ※不審者がいるとご近所さんに通報される(笑)
4. 毒母58歳以降、さらに制御不能に(おい!
- 封書ではなく「ハガキ」に恨みつらみを書いて送ってくる…郵便局員さんに読ませて恥をかかせたい
- 封書ではなく、恨みつらみを書いたハガキを「わざと隣りの家宛てに配達されるように」間違える…隣人が読めばさらに恥をかかせられる
- 自〇を仄めかす…家族全員無反応、効果がないわかったらしくすぐに撤回
- 某宗教団体やマルチ商法等の集まりへの参加を仄めかす
- 占い師を大量に雇いはじめる(笑)
恥をかかせるという支配
医療者としてはわかるけれど、三児の「母」になった私個人の感情としては理解不能な子どもに恥をかかせて精神的に支配するという、ものすごく歪んだ愛情。
え、愛情?
そうなんです、これ愛情なんですよね。少なからず毒母にとってはこれはれっきとした愛情でした。たとえ子どもであっても「敵か味方か」と振り分けてしまう毒母にとっては、子ども達の自分への忠誠心と愛情を試す『踏み絵』のひとつが恥をかかせるだったんです。
勿論これは正しい愛情ではなく、あまりにも歪んでいます。一般的には「支配」「虐待」と言われる悲しく愚かな行為ですから。
――というわけで、こちらnoteではこれまで通りさまざまな記事を書いていきつつ、インスタグラムでは、毒親連鎖を断つために七転八倒してきた記録を失敗も成功を含めてポストしていきたいと思います。よければフォローしてください。ぜんぜん人気ないので。笑!
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